朝の道路沿いで、歩道の脇の雑草を取り除く参加者

土日祝の朝6:30、伊東のどこかで。

綺麗なまちを、
後世へ。

Clean Vibes(クリーンバイブス)は、市民の手でまちの美化と雑草対策に取り組んでいます。除草剤を使わずに雑草を生えにくくする方法を、現場で試しながら形にしています。

2022年4月から累計500回以上(2026年10月時点)土日祝 6:30〜7:30

About

私たちについて

2022年4月、伊東のオレンジビーチから活動を始めました。テーマは「綺麗なまちを後世へ」。次の世代に、胸を張って手渡せるまちを残したい。その思いを込めた言葉です。

除草剤は使わないと決めました。子どもや犬が転げ回る地面だから。雨水が、やがて海へ流れていくから。手間はかかります。それでも、これが私たちのやり方です。

道路や身近な公共の場所を、市民が自分たちの手で守る。そんな文化をつくりたいと、私たちは考えています。

2030年、このやり方を届けきったら、私たちは役目を終えます。「届けきって解散する」。それが私たちの目標です。

道路脇の縁石まわりで、道具を使って力を合わせて作業する参加者
側溝の脇で、集めた土を袋に入れる参加者

除草で終わらせない。
防草まで、市民の手で。

草を取るだけでなく、生えにくくするところまで。除草剤を使わずに、市民の手で取り組んでいます。

歩道の縁に沿って雑草を取り除いた跡

団体概要

団体名
Clean Vibes(クリーンバイブス)
テーマ
綺麗なまちを後世へ
活動開始
2022年4月(伊東のオレンジビーチから)
拠点
静岡県伊東市
活動日時
土日祝の朝6:30〜7:30(場所は毎回変わります)
活動回数
累計500回以上(2026年10月時点)
表彰
静岡県道路利用者会議 会長表彰(令和7年度、公共施設清掃活動)
関東商工会議所連合会 ベスト・アクション表彰(2025年)
助成
セブン-イレブン記念財団 2025年度「環境市民活動助成」
行政との協働
しずおかアダプトロード・プログラム(国道135号 湯川交差点〜なぎさ公園の約1km)
連絡先
Instagramのダイレクトメッセージ(DM):@clean_vibes_ito
目標
2030年に、このやり方を届けきって解散
建物の壁際を掃き清める参加者

研究を参考に、現場で確かめる

国内外の研究や事例を参考にしながら、伊東での実践を通じて改善を重ねています。研究でわかっていることと、私たちの現場での結果は、分けてお伝えします。

側溝の脇を清掃する参加者

資格や高価な機械はいらない

特別な資格や高価な機械がなくても取り組めます。ただし、火を使う工程は経験者が担当し、管理者への確認を必ず行います。

交差点近くの歩道で作業する参加者

一度きりより、続けること

仕上がりには、とことんこだわります。「ボランティアだから、ここまで」とは考えません。そして、一度きりの完璧より、何度でも通い続けることを選びました。

子どもや犬が転げ回る地面だから。
雨水が、やがて海へ流れていくから。だから、除草剤は使いません。

Method

除草剤を使わない、
5つの工程。

防草とは、雑草を生えにくくすることです。「研究でわかっていること」には論文で報告されている一般的な内容を、伊東での結果は「検証と実績」に、分けて書いています。

  1. ほじる

    土ごと、根ごと取り除く

  2. 掃く

    地面をきれいにする

  3. 焼く

    地上に出ている草を、熱で傷める

  4. 埋める

    目地や隙間をふさぐ

  5. まく

    アルカリ水をまく検証中

  1. ほじる

    土ごと、根ごと取り除く

    やり方

    専用の道具で、草を根ごと掘り起こします。表面の土に残った根や種も、できるだけ一緒に取り除きます。次に生えてくる草を減らすためです。

    研究でわかっていること

    畑での調査では、雑草の多くが地表近くの浅いところから芽を出すことが報告されています。

    参考:du Croix Sissons ほか(2000)Weed Science 48巻

    歩道の目地の雑草を取り除く参加者
  2. 掃く

    地面をきれいにする

    やり方

    ほじった後の土や草くずを掃き集めます。

    植え込みの脇を、ほうきで掃き集める参加者
  3. 焼く

    地上に出ている草を、熱で傷める

    やり方

    バーナーの火を短時間だけ当てます。燃やすのではなく、熱で草の細胞を傷める工程です。必要に応じて何度か繰り返します。地中の根や種までは枯らせません。

    研究でわかっていること

    火を当てたときの効き方は、草の種類や育ち具合によって大きく変わることが報告されています。

    安全のために火を使うため、経験者が担当します。管理者への確認、消火の準備、周りの安全確認を必ず行います。

    参考:Ascard(1995)Weed Research 35巻

  4. 埋める

    目地や隙間をふさぐ

    やり方

    目地や隙間を防草材で埋めます。種が入り込む場所を減らすためです。防草材は、場所や景観、管理者の方針に合わせて選び、製品の施工要領に従って使います。

    研究でわかっていること

    舗装された場所の雑草対策では、いくつかの方法を組み合わせることや、雑草が生えにくい舗装にすることが有効だとまとめられています。

    参考:Rask & Kristoffersen(2007)Weed Research 47巻

  5. アルカリ水をまく検証中

    効果を確かめている途中の工程

    やり方

    セスキ炭酸ソーダ(重曹に近い、身近な洗浄成分)を水に溶かしたアルカリ水をまきます。この工程の効果は、いま現場で確かめているところです。

どの工程でも、除草剤は使いません。

Results

検証と実績

カラーコーンを置いて作業した歩道
検証の結果

作業した場所を、3か月後に確かめました

4月に作業した場所を、3か月後に確かめました。雑草は約95%抑えられており、生えていたのは、わずかな隙間からだけでした。

※この場所での結果です。

ただし、「もう二度と生えない」とは言いません。半年もすれば、雑草はまた顔を出します。本当に、しぶといんです。だから私たちは、何度でも通い続けます。

新しい試み

モルタルを使った防草の実証実験検証中

2026年11月から、モルタルを使った防草の実証実験を始めました。効果はこれから確かめます。

Join

伊東で参加する

土日祝の朝、まちに出ています。
初めての方も、親子も、旅の途中の方も。

日時
土日祝の朝6:30〜7:30
場所
毎回変わります。Instagramでお知らせします。
作業内容
除草・防草、側溝の清掃、苔落とし、駐車場の白線の引き直し、歩道の柵の塗装 など(場所によって変わります)
申し込み
Instagramのダイレクトメッセージ(DM)で、「参加希望日・お名前・人数」をお送りください。
持ち物
軍手(道具はある程度こちらで用意します)
「仲間募集中」ののぼりの前で撮った参加者の集合写真 集めた雑草の袋の山と参加者 植え込みの脇を掃き集める参加者

Start

あなたのまちで始める

このやり方を、伊東だけのものにするつもりはありません。

真似してください。もっと良くしてください。
そして、あなたのまちで始めてください。

  1. STEP 1

    方法を知る

    このページの「防草の方法」で、5つの工程を紹介しています。

  2. STEP 2

    始める前に

    公共の場所では、必ず管理者の許可を得てください。火を使う工程は経験のある人が担当し、消火の準備と周りの安全確認をしてから行ってください。⑤のアルカリ水は、効果を確かめている途中の工程です。

  3. STEP 3

    相談・報告する

    詳しい資料のご依頼や道具の相談、「うちのまちでもやってみた」というご報告は、InstagramのDMで受け付けています。

一度きりの完璧より、
何度でも通い続けること。2022年4月から、累計500回以上(2026年10月時点)。

History

活動の軌跡

  1. 2022年4月伊東のオレンジビーチで活動開始
  2. 2024年しずおかアダプトロード・プログラムの同意書を、伊東市・静岡県熱海土木事務所と取り交わす(国道135号 湯川交差点〜なぎさ公園の約1km)
  3. 2025年関東商工会議所連合会 ベスト・アクション表彰(なぎさ公園駐車場の白線の引き直しや除草など、まちづくりへの貢献)
  4. 2025年度セブン-イレブン記念財団「環境市民活動助成」を受ける
  5. 2025年9月静岡県道路利用者会議 会長表彰(令和7年度 道路愛護優良団体表彰、公共施設清掃活動)
  6. 2026年10月時点活動回数が累計500回以上
  7. 2026年11月モルタルを使った防草の実証実験を開始
  8. 2030年(目標)このやり方を届けきって解散

草だけでなく、まちの設備も

早朝のなぎさ公園の駐車場で、白線を引き直す参加者白線を引き直した、なぎさ公園の駐車場
駐車場の白線

消えかけた白線を引き直す

なぎさ公園の駐車場では、100台分以上の白線を引き直しました。一碧湖の駐車場(40台余り)では、市の観光課と協力し、近所の子どもたちや学童野球チームも加わって作業しました。

歩道の柵

さびた柵を塗り直す

荻の歩道脇の柵、約100mで古い塗料とさびを落とし、塗り直しました。地元の塗装業者の皆さんに協力していただきました。

側溝

高校生や子どもたちと一緒に

伊豆伊東高校の前では、高校の部活動や学童野球チームの皆さんと約70人で、側溝の泥を掘り出し、古くなった植木を取り除きました。

活動の様子

オレンジビーチでの集合写真 歩道の目地の雑草を取り除く様子 植え込みの脇を掃き集める様子 朝の道路沿いでの作業 歩道の縁の雑草を取り除いた跡 白線を引き直した、なぎさ公園の駐車場 側溝の脇を清掃する様子

Support

活動を支援する

現場に立つことだけが、参加のかたちではありません。活動を続けるには、道具や資材が欠かせません。いただいたご支援は、防草の資材や道具の購入に大切に使います。企業・団体の皆さまからの協賛も歓迎しています。

これまでに物品や資材、お力添えをくださった皆さま、本当にありがとうございます。2025年度には、セブン-イレブン記念財団の「環境市民活動助成」をいただきました。

集めた雑草の袋の山と参加者

Recognition

メディア・受賞・協働

受賞

静岡県道路利用者会議 会長表彰

令和7年度の道路愛護優良団体表彰で、公共施設の清掃活動について感謝状をいただきました(2025年9月11日、伊東市役所での表彰式)。

関東商工会議所連合会からの表彰状

関東商工会議所連合会 ベスト・アクション表彰

なぎさ公園駐車場の白線の引き直しや除草など、まちづくりへの貢献を評価していただきました(2025年)。

助成

セブン-イレブン記念財団「環境市民活動助成」

2025年度の環境市民活動助成をいただきました。店頭募金などをもとに、環境に取り組む市民団体の活動を支える助成制度です。

セブン-イレブン記念財団について

行政との協働

しずおかアダプトロード・プログラム

伊東市、静岡県熱海土木事務所と同意書を取り交わし、国道135号の湯川交差点〜なぎさ公園の約1kmで、清掃や除草を行っています。

制度について(静岡県)

メディア掲載

伊豆新聞

  • 「国道135号美化へ協働」
  • 「歩道の柵 美しく」
  • 「駐車場白線引き完了」
  • 「クリーンバイブス関東会長賞」

Contact

お問い合わせ

活動へのご参加、自分のまちで始めたい方のご相談、支援・協賛のご相談、行政・報道機関の方からのお問い合わせは、Instagramのダイレクトメッセージ(DM)で受け付けています。